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セカンドオピニオン

 先日、当院で前歯の根の先に膿がたまってそれがふくろで覆われて固まってしまった状態(のうほうといいます)の切除手術をしました。普通であれば1週間もあれば腫れや赤みもひくのですが、腫れが引くのがすこし遅かったので患者さんが心配したので、すぐに紹介状を書いて東京医科歯科大学で念のため診てもらいました。結局は何でも無くて大変良好とわかったのでとても良かったです。患者さんもそのことを大変喜んでくれてみんな安心しました。

 私はこのようにセカンドオピニオン、場合によってはサードオピニオンを聞いてみるというのはとても良い事だと思います。そして聞いてきたらぜひ教えてもらいたいと思います。それはお互いの医療レベルを向上させる事にもなります。
 ただ少し注意して頂きたいのは、歯科全般がそうですが、特に矯正や入れ歯関係になると、完全なコンセンサスがこの業界自体に無いので言っている事がその学派によって正反対だったりするのです。これでは患者さんは混乱します。この状態はまだ当分続くと思います。ではどうすれば良いのか?私は医療哲学と向学心と経験と知識、技術をみて判断するしか無いと思います。「正しいと信じていても間違っている可能性もある」「医学的エビデンス等妥当といえるか」「自分の現在の技術とフォローする自院の体制は大丈夫か」それらを自問しているか、改善しようとしているか、それらが重要だと思います。そのようなDr.かどうか、良識・見識を問うてみるべきだと思います。

 この患者さんとは、セカンドオピニオンを聴いて来てもらって、さらに信頼関係が深まったようでとても良かったと思います。自分の目と人生経験を信じて、任せられる医院を決めるしか無いでしょう。そして信頼関係が出来たら、安易な転医をさけてじっくりおつきあいするべきだと思います。
 信頼関係の無い所で医療は成功しません。ですから転医を繰り返す人を多くの医院はあまり好まず、「逃げ」の治療、すなわち何かあった時のアリバイばかりを考えての治療をされるはずです。もちろん信頼関係といっても100%信じて任せるのは間違いで、いつも緊張関係や説明を求める態度は持つべきだと思います。そして少しでも他の意見も知りたかったら躊躇せずセカンドオピニオンを求めれば良いと思います。それを嫌がるようなDr.なら、そのDr.は見識や医療哲学を問われるべきです。

 たかが歯科医療と思われるかもしれませんが、実際は患者さんの一生にかなり深くコミットする事になります。10年20年最低こわれない歯を作る、顎位・頭頚部ががっちり保持されるようにする、一生虫歯や歯槽膿漏を管理する、お子さんの虫歯菌の垂直感染を考える。私たちの仕事は命には関わりませんがその人の一生に深く関わります。ここに医療介入するためにはしっかりチームとして医院がまとまってプロフェッショナリズムをもって仕事をしなければと思います。


富士見市 歯科 歯医者