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歯周病治療

歯周病について

  • 歯周病の原因

    歯周病は感染症です。主に歯周病菌が原因で免疫力の低下により発症します。歯周病の原因としては、次の5つが考えられます。

    1.細菌による感染
    2.全身疾患による歯周病の進行(糖尿病、ストレス、加齢など)
    3.喫煙・過度な飲酒(生活習慣のみだれ)
    4.歯石・合っていない銀歯などのかぶせ物・歯並び
    5.かみ合わせ

  • こんな症状はありませんか?

    • 歯ぐきからの出血がある
    • 歯が長くなった気がする
    • 歯が浮いた感じがする
    • お口の臭いが気になる
    • 朝起きた時、口の中がネバつく

    これらの症状は歯周病が原因かもしれません。歯周病は自覚症状がなく進行する恐ろしいお口の疾患です。定期検診や歯周病検査を行うことで、早期発見・早期治療ができ、歯を守る第一歩となります。

  • 歯周病菌に感染しやすい状態とは

    歯周病は歯周病菌が体内に感染することによって発症します。主に「免疫力が低下」している状態と、「噛み合わせの問題」が歯周病になりやすい口腔環境と言えます。

    • 免疫力の低下

      疲れていたり、ストレスがたまったり、不規則な生活をしたり、年齢を重ねたりすると体の免疫力はさがっていきます。そうなると、歯周病菌の数は変化なくても免疫力がさがるため、歯周病が発症してしまいます。

    • 歯にかかる大きな力
      (歯ぎしり・食いしばり)

      歯ぎしりやくいしばりなどが原因となることも少なくありません。一部しか噛んでいないような噛み合わせだと、あたっている歯によけいな負担がかかり、歯の周りの骨が溶けることで歯周病菌の住処となります。この状態を治すには、矯正などの高度治療が必要となります。

歯周病の進行度

  • 健康な歯肉

    健康な歯肉はピンク色で引き締まっており、腫れや歯磨きでの出血は起こりません。

  • 歯肉炎

    歯肉の腫れや歯磨き時の出血が現れますが、歯石の除去や歯磨きの改善で対応できます。

  • 軽度歯周炎

    歯肉の腫れ、歯磨き時の出血、知覚過敏などが起こります。歯周ポケットは3~4mm程度になっています。

  • 中度歯周炎

    歯周ポケットが深くなって中に歯石が大量に入り込んでいます。歯槽骨が溶けて歯がぐらついてきます。

  • 重度歯周炎

    日常で痛みが出たり、口臭がきつくなったりします。最終的には歯を失うことになります。

歯周病と全身の健康の関係性

  • 歯周病はお口の中にトラブルを起こすだけにとどまらず、全身に影響を及ぼします。歯周病を発症していると、菌血症や糖尿病、関節リウマチや動脈硬化、低体重児出産や早産、誤嚥性肺炎や心筋梗塞、狭心症や虚血性心疾患などのリスクが上がることが知られています。
    健康に楽しく生きるためにも、予防や治療をおすすめします。

  • 歯周病と関わりのある主な全身疾患

    • 糖尿病

      歯周病による炎症によって、インシュリンの働きを悪くさせる物質がつくり出され、高血糖を招きます。歯周病の治療と管理を行うと、糖尿病も改善されることから、歯周病が糖尿病を悪化させる因果関係がわかってきています。

    • 心筋梗塞、脳梗塞

      動脈硬化は、血管の中に汚れが積もって、血液が流れる道が狭くなる病気ですが、汚れが積もるところに歯周病の細菌が関わっています。血管が閉じてしまうと、その先の組織が死に、脳梗塞や心筋梗塞になります。

    • 誤嚥性肺炎

      食べ物を飲みこむときに、誤って気管に入ることで起こる肺炎ですが、歯周病で口の中が菌だらけだと、感染して肺炎になりやすくなります。口の中がきれいで清潔だと、誤嚥性肺炎が起こる確率は低いと言われています。

    • 不妊、早産

      妊婦さんも、歯周病には充分注意しなけれはいけません。歯周病によってつくられた物質が、血液に乗って胎児に影響を及ぼし、早産を引き起こす場合があり、また、歯周病の人は不妊症になりやすいというデ-タもあります。

歯周病菌を調べるDNA検査

    1. 01

      顕微鏡で歯ぐきの中の
      菌の状態を確認

    2. 02

      r-PCR検査の実施
      (歯周病菌のDNA検査)

    3. 03

      それぞれの菌に対する投薬
      抗カビ剤での歯磨き

  • 歯周病菌のDNA検査(PCR検査)

    歯周病の原因としては唾液による細菌感染が主であり、そのほかに噛み合わせと言われています。歯科医師・歯科衛生士による歯石除去等を行っても歯肉の出血や腫れなどの改善が見られない場合、その原因としては「菌」そのものによる感染の可能性があります。DNA検査を行うことでお口の中に存在している菌をより正確に判断して、検出された菌に効く抗生物質の投与を行うことができます。

    検査方法

    歯と歯ぐきの間にペーパーポイントを挟み、菌を吸い上げます。数分で終了します。検査結果は1週間から2週間ほどでデータが確認できます。

    DNA検査の対象者

    今のお口の状態を知りたい方、歯ぐきの腫れがなかなか引かない方、いつも出血するところがある方、口臭がきつくて気になる方、歯周病がなかなか治らない方など。

    DNA検査の注意点

    検査は保険適用外となります。DNA検査はリスクを知るためのものであり、すべての人が必ず正確な結果が出るとは限りません。

    料金表

歯周病の治療方法

初期の歯周病であれば、クリーニングで歯石や汚れを除去します。
歯周病が進行してクリーニングでは回復が見込めない場合は、外科処置を行います。

  1. 歯周病検査・歯磨き指導

    まずは検査を行って歯周病を発症しているか、どの程度進行しているかなどを確認します。患者様にも状態をていねいに説明し、今後のリスクを理解していただいたうえで、歯磨きの質を上げるための指導も実施します。

    Step01

  2. スケーリング・ルートプレーニング(歯石除去)

    スケーリング・ルートプレーニング(SRP)は、歯と歯ぐきの間にたまった歯石を除去する処置です。SRPは毒素を出して口腔内の環境を悪化させるバイオフィルムも除去するので、歯周病の治療に有効です。

    Step02

  3. 歯周外科手術(重度歯周病の場合)

    歯周病が進行して中度か重度に進行しているケースです。スケーリングやSRPだけでは状態の改善が見込めない場合は、患者様と相談したうえで外科的治療を行う場合もあります。

    Step03

  4. メインテナンス

    歯周病の治療が終わっても、3ヶ月に1回程度は通院していただき、当院でのメインテナンスを受けることをおすすめしています。歯周病は再発しやすい病気ですから、定期的にプロケアを受けて日々ていねいな歯磨きを行うモチベーションを維持しましょう。

    Step04

歯周病治療とメインテナンス

歯周病は再発のリスクが高い病気なので、一旦治療が終わってもメインテナンスを続ける必要があります。治療が終わると歯科医院から足が遠のく人が多いですが、お口の中の健康を保ち、むし歯や歯周病を予防するためにもぜひ定期的に当院にお越しください。プロが提供するケアを受け、検査で状態を確認し、セルフケアの意識を保てばお口の健康は維持できます。

歯のメインテナンス