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むし歯治療

むし歯について

  • むし歯の早期発見・早期治療が大切な理由

    皆さんは今まで、歯が痛い、詰め物が取れた、かぶせ物が取れた、歯肉が腫れたといった痛みや不都合が生じてからはじめて歯科医院に行っていたのではありませんか。このように疾患の原因を取り除くことなく、結果に対してのみ治療を行っても治療後の経過はあまり期待できません。
    むし歯ができてしまうお口の環境、歯周病が進行してしまうお口の環境がそのままであれば、当然、治療したはずの部位も再発し、また新たな問題が生じてしまいます。
    患者様一人ひとりの口腔環境を把握し、小さなむし歯のうちから適切な対処をすることで疾患の発症を未然に防ぐことができます。一生涯健康な歯を守るためには、とても大切なことなのです。

  • むし歯の原因

    むし歯の原因は「歯の質」「むし歯菌」「食生活」の3つの悪いところが重なり、さらに歯を磨くまでに「時間」がかかってしまうとできるといわれています。

    • 歯質

      歯質とは歯の質とお口の中の状況を示しています。たとえば、生まれつき歯の質が弱い人や、プラークが多いせいで、歯の表面が傷つき始めている人、または唾液の性質の弱い人などが含まれます。

    • むし歯菌

      むし歯は、むし歯菌が多いか少ないかがかかわってきます。

    • 糖質

      糖質とは、炭水化物も含まれます。つまり、ほとんどの食事の時に関わっていると思ってください。

    • 時間

      これらの悪いところに長い時間が関わってくるとむし歯はできてしまいます。

むし歯治療で大切にしている
3つのポイント

  • 1「治療」ではなく「予防」に力をいれる

    削って詰めるという治療は、決してむし歯を治しているわけではありません。修復物は所詮人工物ですので5年や10年でやり直さざるを得なくなります。やはり自分の歯より優れたものはないからこそ、予防が大切なわけです。現在先進各国の大学では21世紀型の医療、歯科医療は今までの斬る(削り詰める)ではなく、疾病の予防管理へと大きくスイッチしています。
    身体への負担軽減につながることはもちろん、むし歯が進行する前から防ぐことができたら、費用面でも患者様の負担は軽減することができます。

  • 2なるべく歯を削る量を最小限に抑える

    長い人生の間歯を持たせるために、なるべく削らない、なるべく神経は取らないということをモットーに治療を行います。
    必要以上に歯を削らないために、ダイアグノデントというレーザー検査器で内部のむし歯の状況を調べます。これはレーザー光線が小さい穴や細い溝の間を通っていってその先にむし歯がある場合は反射率が変わることを利用して調べる機械です。この機械で30~40の場合はむし歯に弱い人(ハイリスクのひと)は削って治療しますが、0~30の数字の場合は削らずに再石灰化治療をします。
    むし歯の進行度によって、歯を削るか削らずに再石灰化を促すのかを決定します。

  • 3痛みを最小限に抑えた治療

    当院の麻酔は電動です。この方法だと極細のニードルが使えることと低速圧で麻酔薬が注入されるので、50%以上の方が殆どあるいは全く痛くない、30%が少しだけ痛いとのことです。あまり心配なさらずに、また、歯科に対して恐怖心が強い方は恥ずかしがらずにお申し出ください。
    歯を削るときも高周波音の高速タービンはあまり使っていません。はるかに低速ではるかに音の小さな器具を使っていますので、痛みも音もはるかに少なくなりました。
    また、基本的に当院では注射の頻度は大変低いといえます。それは削り過ぎを防ぐためでもあり、その結果神経を抜くという治療の頻度も大変低くなってきました。

むし歯菌検査

  • むし歯であれ、歯周病であれ、根管治療(歯の根っこのお掃除)であれ、つまるところ我々歯科医師の仕事は、口腔内細菌による感染症との戦いだといえます。
    細菌学的な知識や検査なくしては治癒させることはできません。特にこの分野での医学常識は、進歩のスピードが早く、時に数年で全く時代遅れのものとなってしまいます。(このための講習会や学会のため休診になることもありますが何卒ご容赦頂けますようお願い致します。)

    これはむし歯菌(S.mutans. Lactobacillus)の検査と培養の様子の写真です。むし歯菌が多いかどうかはとても重要な問題です。特にこのグラフを見て頂ければお分かりのように、むし歯菌が多い母親からは、子どもに58%の確率でむし歯菌が感染し、やはりむし歯になりやすい子どもになってしまいます。なんとかむし歯菌を減らす必要があります。

むし歯の進行度に合わせた
治療方法

  1. エナメル質のむし歯

    歯の表面を守っているエナメル質という部分が侵食された段階です。痛みなどの症状はないので、無麻酔で削って、白い樹脂を詰める治療を行います。

    メタルフリー治療

    C1

  2. 象牙質のむし歯

    エナメル質の内側にある、象牙質という部分にむし歯の影響が及んでいます。冷たいものを口に入れるとしみることがあります。むし歯の大きさに応じたインレー・クラウンを入れ込みます。

    C2

  3. 神経まで達したむし歯

    むし歯が神経に達して激しい痛みが起こります。神経を残す歯髄保存を行う場合と、神経の除去と根管治療が必要な場合があります。

    C3

  4. 歯根まで達したむし歯

    歯の大部分が溶かされた状態で、抜歯に至るケースもあります。当院はできるだけ歯を残すことを優先します。マイクロスコープを使用した精密根管治療を行い、それでも抜歯に至ってしまった場合は入れ歯やインプラント治療を行います。

    インプラント

    C4

むし歯治療とメインテナンス

むし歯治療後も治療前と同じ生活習慣を続けていては、また同じようにむし歯が再発してしまうリスクがあります。むし歯予防には、定期的な来院で口腔内のメインテナンスを行い、むし歯に負けない清潔な口腔内環境を維持するように努めましょう。
歯石除去やクリーニング、歯磨き指導など、むし歯予防に欠かせないさまざまな治療プランのご案内が可能ですので、何でもご相談ください。

歯のメインテナンス