お子様の診療に特化した「定期管理予防型の小児歯科」
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当院は、8歳くらいまでのお子様を対象としている定期管理予防型の小児歯科です。2階はフロア全体がお子様の診療に特化した作りになっており、治療器具の音や臭いのない空間を提供しています。お子様も気持ちの安らぐ空間です。(診療内容によっては3階で行う場合があります。)
入口から待合室、診療室まで全部がお子様を考えた作りになっているため、歯医者に苦手意識のあるお子様でもご安心ください。 -
バリアフリーの院内設計
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バリアフリー設計
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お子様用診療台
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お子様用お手洗い
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授乳室
出来る限り段差を少なくしたベビーカーが通りやすい広々した空間で、診療室まで保護者様も一緒に入ることができます。お子様専用のお手洗いや授乳室もあるため、安心してご来院いただけます。小さなお子様に慣れているスタッフも多く在籍していますので、何かあったらすぐにご相談いただけます。
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子ども好きなスタッフがみんなを待ってます!
2階のきっずフロアには、歯科医師、衛生士、保育士、MAPスタッフが在籍しています。実際に子供がいるスタッフなのでご安心ください。何より全員子どもが大好きなスタッフ達なので毎日多くのお子様と接する事に日々、幸せを感じております!
歯科医院に苦手意識のあるお子様や、歯医者デビューに不安を感じている保護者様、大月デンタルケアに一度お越し下さい。
子どもの歯の予防が
大切な理由
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子どものむし歯の原因
むし歯は複合した要因で起こります。このむし歯を引き起こす要因が、この子どもにとっては何なのかを調べるために、むし歯菌の培養を行うことをお勧めします。子どものむし歯は、ブラッシングや細菌、唾液の問題、フッ素の不足など、様々な原因が考えられます。これらをまずしっかりと認識することから効果的な予防対策が組まれます。
この図はむし歯に対する個々のリスクプログラムです。唾液、緩衝能力、細菌数、食事回数、食事内容、フッ素の常用の有無などがバロメーターになっています。 -
むし歯菌の感染源を断つことも重要
乳歯は柔らかく、永久歯に比べてむし歯になりやすいです。また、歯磨きも不十分になりやすいことから、お子様だけではむし歯を予防することは不可能なのです。
むし歯はむし歯菌が唾液を通じて移る「感染症」のため、離乳食などを含めて一番接触を持つ保護者様からむし歯菌を移さないようにすることが大切です。つまり、まずは保護者様がむし歯等を治し、むし歯菌の量を知り、どのように移さないようにできるかを考えていくことが重要になります。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはむし歯菌は存在しません。むし歯菌を移すことなく、保護者様と一緒に予防をしっかりと行うことが、一生健康な歯を保つ鍵となるのです。
大月デンタルケアで行う
子どもの歯の予防
当院では、口腔内のむし歯菌を培養し、お子様のむし歯菌の量を知ることで、むし歯のリスクを知ることができます。
その上で、むし歯菌をコントロールする指導や、毎日のブラッシング指導・食事内容に至るまで、
どのようにむし歯を予防できるかのポイントをお話しています。
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むし歯リスク検査
唾液の量や質を調べ、むし歯菌の培養を行います。食生活なども踏まえて、一人ひとりにむし歯の予防プログラムを作成します。
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口腔内チェック(視診)
歯や歯ぐき、粘膜などに異常がないかを確認していきます。
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クリーニング
毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを、丁寧に落としていきます。
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フッ素塗布
むし歯予防と歯質の強化に有効な方法です。再石灰化を促すため、初期のむし歯にも効果があります。
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シーラント
むし歯になりやすい奥歯の溝を樹脂で埋めて、汚れが直接歯に付着しないようにする方法です。
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ブラッシング指導
むし歯予防と歯質の強化に有効な方法です。子どもの歯だけでなく、大人の歯にも効果があります。
お子様の歯の予防・
診療の流れ
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歯科医院に慣れるためのコミュニケーション
はじめは怖がって治療できないお子様がほとんどです。そのため、まずは衛生士さんがトレーニングを行います。これは歯ブラシをもってもらったり、エアーやバキュームの練習のみです。ほとんどのお子様が1回から多くても2回で治療できるようになります。
Step01
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ブラッシング指導
ご両親による仕上げ磨きのチェックを行います。仕上げ磨きをしっかりと行うことで、むし歯を十分に防ぐことができます。
Step02
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むし歯治療
歯科医院の空間に慣れてきたら、先生が治療を行います。(男の先生の場合もございます)
今は、機械も進歩してきたためほとんどのむし歯は麻酔の注射もしませんし、できる限り痛みを感じさせないような治療を行います。10分もあれば治療は終わってしまいます。Step03
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定期管理
むし歯を予防するためには、定期管理が最も重要です。必ず3~6ヶ月に1回はご来院いただくことをお願いしております。ブラッシング指導(ご両親も含めて)、プロによるクリーニング、歯の表面の薄膜(バイオフィルム)除去後にフッ素塗布などを行います。
これらの処置によって口腔内のむし歯菌を減少させ、きれいな口腔内でむし歯のない永久歯が萌出できるようします。また永久歯は萌出した直後がもっとも柔らかくむし歯になりやすいですが、同時にフッ素も良く滲みこみます。これらだけで圧倒的にむし歯を減らせるというのが現実です。Step04
お子様の治療で大切に
している3つのポイント
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1嫌がる子どもに無理な歯科治療は行いません
子どもを力で押さえつけるような無理な治療は、子どもの心に歯科恐怖症という深刻な心的トラウマを残す可能性があるため例外的な場合を除いて行いません。
しかしこのためにも、むし歯は小さいうちに連れてきてください。小さいむし歯は90%以上麻酔なしで、ほとんど痛みを感じずに治療できます。そして定期的に歯科衛生士さんと仲良くブラッシングしてください。歯科医師が一切治療せず、歯科衛生士がお子様のケアを行うだけでむし歯を制圧するのが理想的と言えます。 -
2年齢に合わせた予防方法を、保護者様にしっかりとご説明します
むし歯の予防はいつ開始しても効果があります。離乳食の時期を過ぎてしまったから、手遅れという訳ではありません。お子様の年齢によって、どのようにむし歯菌をコントロールできるかをお話することができます。
当院は、今後より一層小児予防に重点を置き、赤ちゃんがおなかにいるうちのマタニティー期・生まれてからのベビー期・子育て期と3つに分けて、お話しする内容を充実させていこうと考えております。今後、患者様セミナーを順次行っていこうと思っております。以前、夏休みのお子様向けのセミナーを実施しましたが、今後も予定しておりますので、ぜひご参加ください。 -
3なるべく「痛くない」「怖くない」ための早期発見・予防
当院は、子どもの歯も、「むし歯ができるのを待って削ってつめる」という従来型の歯科治療に疑問を感じていますが、現実にはむし歯ができてからでないとお子様をお連れにならないお母様が多いのは残念なことです。
当院の問題としてもなかなか予約が取りづらかったりなどこちらの責任もあるのですが、何とかしなければいけない問題です。前述したように、予防はできるのですから、なんとか定期的なメインテナンスにおいでになるようお勧めします。むし歯のない永久歯列を子どもにプレゼントできれば、これは子どもへのなによりのおくりものです。