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実体顕微鏡

 大月歯科医院技工担当の小林です。

久々の更新になります。大変ご無沙汰しております。m(__)m

・・・と言っても、お仕事の方はみなさんのお口の中に装着する技工物をせっせと製作させていただいており、決してサボっていたわけではありません。サボっていたのは本ブログの更新のみです。(-_-;)

 

下の写真・・・見覚えのある方がいらっしゃいますでしょうか???みなさんが毎日のように見て触れているものなんですが、答えは後ほど・・・(^_^)/

 


実体顕微鏡・・・って聞き慣れない言葉でしょうか。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると以下のように書いてあります。

実体顕微鏡(じったいけんびきょう)とは、比較的低倍率(2-30倍程度)で、観察対象を薄切標本などにせず、そのままの状態で観察するための顕微鏡である。双眼実体顕微鏡とも。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E4%BD%93%E9%A1%95%E5%BE%AE%E9%8F%A1

 

・・・と言う訳で、上の写真の正解は日本銀行券1000円札「マイクロ文字」です。偽造防止のため何箇所かに施されているものですが、写真はそのうちの裏側右下、ちょうど桜の花二輪の下側のものです。それを前述の「実態顕微鏡」で約30倍に拡大し撮影したものです。肉眼では1本の線にしか見えませんね。

 

 実は、私をはじめ大月歯科医院の技工を担当するメンバーは補てつ物製作時に日常的に使用しています。言わば我々技工士の「目」と言う事ですね。
右のような視点でどれだけピッタリした物が作れるか適合精度向上すべく作業しています。

日常的には10倍から20倍で製作しています。

ぴったり作れば二次的な虫歯の発生も防げますし、一度作ったものを長持ちさせる事が出来ます。

 このように顕微鏡下の作業は高精度のものを作れる半面、慎重な作業が要求され作業効率が悪くなります。

つまり同じ時間をかけても肉眼のみの作業に比べ、あんまりたくさん作れないわけですね。ですから私の知る限りではこうして日常的に顕微鏡下で作業している技工士は1割に満たないと思います。

しかしながら、大月歯科医院の技工を担当させていただいているメンバー・・・ブログで紹介させていただいた「愉快な仲間たち」は自信を持って補てつ物を提供出来るよう顕微鏡下での作業をしています。

 


 
左のものが私の愛器 NIKON SMZ-2Bです。

8倍から50倍のズーム変倍が出来るモデルです。

2世代ほど前の機種ですが10数年全く問題なく使用しています。

オリジナルから照明装置をLED照明に交換し、数年前に接眼レンズをライカ製(製造は日本のコシナ??)に交換しますます良く見えるようになりました。

実は、最新の SNZ-645 という機種も購入したのですが、どうもこの旧式顕微鏡の方が気に入っているので、最新機は隣でカバーをかけたまま眠っています。

 

 この辺り、大月先生に言わせるとかなりマニアックな世界・・・と言う事ですが、これにより良いものが出来ると自負していますので・・・
どんどんマニアックに行こうと思っております。( ̄^ ̄)エヘン!!

 

 

 今回は我々技工士がどんな事をやっているか。その一端をご紹介しました。

また一般には知られていない「神秘の技工の世界??」をご紹介していこうと思います。

 では今回はこの辺で・・・技工ブログ担当の小林でした。(^_^)/

 


富士見市 歯科 歯医者