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予防の主たる担い手である衛生士。その労働環境

 しばらくブログも書かずに申し訳ありませんでした。院長の大月です。


 さて、最近は社会問題のレポートをいろいろ読んでいます。先ほど、内閣官房社会保障改革担当室長の中村秀一さんのレポートを読んでいました。

 基本的に、もちろんこの国の喫緊の問題は高齢者の医療費と介護の問題なのですが、この分母となるのは労働力と、その種である「子ども」です。ここには殆どお金がかけられていない、という問題です。このことを私たちはもっと問題にしていかないといけないと思います。

 「子ども」と「母親」はワンセットです。

 このグラフの問題点は、先進国のなかで、日本だけが「M字カーブ」(韓国除く)となっていることです。出産時期から労働を離れ、その後復帰しますが、ほとんどが非正規雇用になっている、ということです。

 スウェーデンやドイツは、育てながら働き続けられる環境が整い、常識となっていることがグラフからみてとれます。



 歯科業界からみても「予防を専門の業とする歯科衛生士は全体の3%以下だろう」といわれています。ほとんどが、院長先生のアシストしかしていません。

 ここに最大の問題があります。国民の健康を守る主役である、という誇りを持たなければ、続けられません。産休や保育の制度が整っていなければ、出産出来ません。ガイドラインのある予防処置が決まっていなければ、戻って来られません・・・などなど、問題だらけなのです。


 私は、あまり行政が動くのを待って・・という気持ちがありません。それでは遅すぎるからです。こちらがみんなの力で行政を動かすくらいの気持ちを持たなければ、この国は良くなりません。もうこの国はそこまで追い込まれています。毎日テレビでジャニーズとお笑いと食事番組ばかりで、この国が問題だらけなことが判りませんが、ほんとうは問題だらけです。

 それでも出来る限りの環境を子どもたちに残すのが、大人の義務です。と言う気持ちで、今日も大月デンタルケアは、みんな元気に頑張ってもらってます!


富士見市 歯科 歯医者