ブログ

　先日NHKで、くいしばりについてやっていたそうですが、当院もこの「夜の食いしばり」については重大な問題と認識しています。
　
　夜のくいしばりは98％くらい(つまりほぼ全員）がするという報告を知っています。このくいしばりの強さは昼の最大のくいしばりの力の　「3倍から4倍の強さ」　です。

　つまり、もうこれは破壊的な力が夜のあいだに何回かやってくるということです。このときに十分なかみ合わせがないと、つまり小さな虫歯があるとか無い歯があるとか、そういうことがあると、周囲の歯が壊れてしまうとか、あるいは顎の関節が壊れると言うことを意味しています。

　これを避けるには、
①完全な咬合状態を作る。(矯正治療が必要な場合も少なくないです）
②スプリント(マウスピース）をつくる。これだけでもだいぶ違いますから、まずはこれをやって下さい。