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当院は、なぜこんなことをしているのか

 本日の文章は少々長いので、興味のある方のみ見て頂ければ、と思います。私自身、なぜこのような医院をやっているのか、という一つの答えです。これで語り尽くせるものではないのですが、一つの原点となっています。

 私の歯科医療における出発点は、「悔しさ」、であった、と思います。

 歯科医師になって開業しようとした時、開業地を探そうと不動産屋と話をすると、「歯医者なんてハイエナの様に開業地を探している。掃いて捨てるほどいるんだ」と言われたことの悔しさが忘れられません。

 私は新潟大学という国立大学の歯学部に入学したのですが、私はそれほど頭の切れるタイプではないので、やっと入った大学であり、また当時は医学部と並ぶ最難関でもあり、自分では限りなく自分を褒めてあげたいくらいに思っていました。そしてそのプライドとともに、歯科医師というライセンスにも誇りを持っていました。

 しかし、大学を出てみて、世間の風は歯科医師に対してはとても冷淡であり、歯科医師という職業に対する評価の低さは、自分の自尊心をぼろぼろにするようなものでした。

 大学時代は、母校新潟大学は予防歯科が大変有名で、全国でもワースト1だった子供の歯科疾患を、数年で全国トップにした実績があります。それは地元の小学校の、新潟大学への強い信頼があったから成し遂げられたのである、と教えられました。

 また、むし歯という疾患は必ず撲滅されるべきものであり、それが本当になされた時、君たちの仕事は無くなるのであるが、それは以て瞑すべしとするべきことである。と教えられたことを今も覚えています。

 歯科医師という職業は、アメリカにおいては、全ての職業の中でも最も良い職業に数えられているにもかかわらず、日本におけるこの現状は、惨憺たるものといえます。

 私はこのことが大変悔しく、残念です。

 では、どうすれば良いのか。日本の歯科医療人の地位を向上させるためには、国民から信頼され尊敬されることが重要です。そのためには、私たちがまず、国民に貢献することが重要です。

 では、一体何が、私たちの仕事を通じての国民への貢献になるのでしょうか?

 それを考えた結果から、「予防をベースとした、高度で良質な医療の提供」を私たちの目標に掲げ、それが今日に至っています。

 以来、まず予防歯科を定着させることをこの7年間努力してきました。

 その結果、当院は多くの地域住民のご支持を受けて来たと思います。

 この度、医院を一新するにあたり、当初よりの目標であった「高度で良質な医療」の実現が、ついに出来るようになってきました。それが「専門医による、高度医療の充実」です。

 

 この、予防を医院の基本とすることと、専門医制度の充実については、医院の理念に書いてありますので、そちらをご覧ください。

 私にとってのもう一つの目標は、歯科医院を良い意味での会社のような組織にするということです。

 それは、歯科医療がおそらく他のどんな業種よりも世襲が強く、家族経営が多く、それが進歩のエネルギーを削いでいるのではないか、という疑いを感じることが一つの理由です。新しい血が入らない業種は、一般的には腐敗しやすいものです。

 また、そのような家族経営で、院長夫人が顔を利かせている状況は、必ずしも長い間衛生士が働きやすい環境とは言えない場合が見られます。予防をするということは、1人の衛生士が、1人の患者について、極めて長期間にわたって責任を持って診続ける、ということです。このためには、労働基準法上も、メンタルにも、誇りを持って働きやすい、スタッフが運営に参加出来る組織が必要だと思っています。

 そして、このような自分の理想の歯科医療を実現する為には、自分1人だけの力では到底無理です。多くの仲間をこつこつ作り、人を育て、同じ理想を共有する仲間を大勢を作り、それで成し遂げるしかない、ということです。

 そのためには、組織構造は公正で公平で情報が開示されていなければいけません。そうでない所で、スタッフが力を出すということはあり得ません。その為には、オープンであることがとても重要なのです。

 今回、私たちの考えの一つの成果として、ビルを建てるという、ステップアップを果たしましたが、前途は極めて多難であり、理想を実現することの難しさを感じています。

 それでもこの理想の為に、私たちは働いています。それは一度しかない人生を、有意義に使い切りたいからです。

わたしは、スタッフに常々、次の様に言っています。

臆病者には、未来は恐怖だが、

熟慮し、勇気をもっている人にとっては、未来は希望である。 ビクトルユゴー


富士見市 歯科 歯医者