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●CT撮影によりリスクと外科的侵襲を最小限にしたインプラント治療
●歯牙移植・インプラント
●移植について
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現在インプラント治療は従来のレントゲン診断のみに頼った外科処置から、レントゲンCT・さらにはそれらをコンピューター分析し3Dグラフィック化したものへと大きく変わりつつあります。これらの手法を使えば今までとは比較にならないくらい安全にしかも効率的に(つまり手術時間が30分掛かっていたものが時には10分以内に)出来るということを意味しています。
これは例えば腹部外科で言えば開腹手術を今までしていたものが内視鏡やMRIによって非常に侵襲の少ない、患者さんにとっては楽な治療になったことと似ています。ただしこの場合と同じく処置が予期した通りでない場合は直ぐに従来通りの外科処置になります。
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インプラント治療には皆さんもご存じのようにそれなりのリスクがあります。下顎の場合には下顎管といって、神経と血管の入った太い管があって、万一インプラントで損傷を与えると痺れなどが残ることになります。また上顎の場合には上顎同(副鼻腔)という空洞に入ると、術後大きく腫れたりすることがあります。 |
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ところがCT・3Dグラフィックシステムを使えば、これらの危険は殆ど回避でき、しかも場合によっては歯肉を切開しないで、ものの数分でインプラント手術(手術と言うには簡単すぎるものになります)をできる様になります。
また一方では、インプラントは実は本物の歯ほどは安定して歯肉と着いているわけではありません(骨とは良く着いていますが)ので歯周病(歯槽膿漏)があると、抜けてしまうという大変残念な結果をもたらすこともあります。ですから、歯周組織の術前検査・歯周病原菌の除去、さらにインプラント施術後も、定期的なメインテナンスを欠かすことは大変よくないことと言えます。
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以下にインプラント治療における成功率のグラフを示します。CT等を使ってきちんとリスクさえ回避すれば、今ではかなり安全なものと言ってよいようです。何よりも、咬合の崩壊(噛み合わせがどんどん壊れて顎がつぶれてくる)を防ぐには大変有意義な方法といって良いでしょう。当院でもすでに10年以上良好に機能しているインプラントが多数あり、咬合・細菌の問題さえ解決し、CT-3Dによるリスク回避さえあればもはや十分日常的に使える方法になったと言えるでしょう。
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インプラントがどのようなものかについては皆さまもいろいろなホームページでご覧になっていると思いますので、ここでは院長の意見と客観的事実のみを述べます。
まずは下のグラフをご覧ください。左が上顎に入れたインプラントが5年後10年後に成功しているかのグラフです。下は同じく下顎のものです。下顎上顎を比べると下顎のほうが骨が硬いため成功率は高くなっています。確立期グループ・と言うものが現在使われているものですが上顎では5年後の成功率が95%くらいです。おそらく10年後には90%くらいになるでしょう。
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つまりインプラントを手術した方のなかで10本に1本は10年後には抜ける可能性が高いということです。当院の10年間の症例からもそのくらいの成功率であると思っています。
抜ける場合には痛みはほとんどなく、歯槽膿漏で歯が抜けるときと殆ど同じようにポロリと抜けてきます。これは implantitis(インプラント周囲炎)といって、インプラントが歯槽膿漏になる症状です。これが最大のリスクといっていいと思います。
もっともインプラント周囲炎になっても放置せず早めに抜いてしまえば、あまり骨も無くなることなく次に打つべき手を考えることができます。
もうひとつのリスクはアバットメントといって、インプラント本体の上に載っているねじ止めのパーツが折れることがあるということですが、これは交換できますので問題にはならないでしょう。
このようなリスクもあることをよくお考えの上、ほかの治療方法との比較などよくなさった上でお考えください。
もう一つ、最大の欠点はとても高価だということです。ここでお見せしたごく平均的な2本の症例で約50万円掛かっています。
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それでもここに示した4枚の写真のようなケース(全て当院の症例で7年から10年経ったものです)ではほとんどの患者さんが義歯を作っても鬱陶しいという感覚が先に立ち、まず使いません。そうするとこの部分の前の歯への負担が強くなって何年後かにはそこの歯が抜けるケースがきわめて多いのも事実です。
これらの症例ではインプラントは手前の歯を守り、ご飯もおいしく食べられたという点で十分責務を果 たしたといえるでしょう。ところでなぜインプラント周囲炎というものが起こり、失敗してしまうことがあるのでしょう。再大の原因は歯槽膿漏の治療・メインテナンスが不十分であるということです。
当院ではインプラントを施術すること以上に、維持管理することに力を入れており、他院で施術されたインプラントでも歯槽膿漏の維持管理とともにメインテナンスし続けています。これが可能なのは、よく訓練された衛生士が患者さんを担当して長期に責任を持って見続けているからなのです。この体制のないところでの施術はお勧めできませんし、歯槽膿漏の治療ができていない方の施術もお勧めできません。
※インプラントを含め全ての保険適応外診療について補償制度を採用しています。内容は当院でご確認ください。ホームデンティストとして長期間維持管理することが当院の目標です。
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当院は移植治療も多く手がけています。これは親知らずなどの使用していない歯があるときに限られるのですが、時にはきわめて有用な治療手段となります。またこれはインプラントと違って保険適応ですので、経済面での心配がありません。この写真は虫歯で抜かざるを得なかった歯のあとに、上の親知らずを移植したものです。その後銀歯が入って、ごく普通 にかめています。全て保険で出来て、しかも両サイドの歯を削ったりしないで済んだのは、これらの歯の長期予後にとって極めて有意義であるといえるでしょう。
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