当院の目指すもの
かみあわせ(咬合機能)を考慮した矯正治療
見えない矯正治療(クリアアライナー、アクアシステム)
噛み合わせ(咬合機能)を考慮した補綴治療
CT撮影によりリスクと外科的侵襲を最小限にしたインプラント治療


先ず第一に高度で良質な医療(現在の医療レベルから考えて妥当性を持ったもの)を満足してもらえるように提供することを考えています。治療方針の決定に於いては私たちは幾つかの選択肢を患者さんに提示し、何が勧められるのかを説明し、医学的妥当性と患者さんの快不快、負担できるコスト等を勘案して患者さんが決定すると考えています。

そして、この医療内容をもう少し具体的に言えば、歯科医が扱う医療の本質は咬合の崩壊を食い止め、回復させることです(これは全身の健康に極めて大きな影響を及ぼします)。これらの原因は

@細菌性の因子(虫歯菌・歯周病菌)の問題、
A咬合性の因子(上下の噛み合わせの部分的或いは全体的不正から異常な力が加わり破壊が進行する)


の二つの問題に大きく分けることが出来ます。そしてその解決のためには、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士の情熱と向学心と協力が不可欠です。そしてこれらを患者さんが満足出来るように気持ちよく受けられるようにするにはさらに受付や助手の協力が欠かせないものになります。このような考えから私たちは医院を運営しています。

上記@の細菌性の因子(虫歯・歯周病菌)は主に歯科衛生士が極めて長期にわたって患者さんと二人三脚で解決していきます。なぜならばこれらは慢性の感染症の一種でありますが細菌の駆除は現在のところ極めて難しく、長期的な努力によって減らすしかないのです。しかし頑張れば殆どな場合問題のないレベルまで減らすことが出来ます。またこれとは違って根管内や歯槽骨内に感染が及んだ場合については歯科医師が細菌学的検証(=培養検査)をしながら時に外科的手法でしか解決できないこともあります。

Aについては未だ十分なコンセンサスが歯科界に於いてはあるとは言い難い状況ですが極めて重大な問題であることは間違いないと思われます。恥ずかしながら院長はこの問題を10年以上の長きにわたって軽視していましたが二年前に神奈川歯科大学の佐藤教授の論文を知り咬合医学研究所矯正科大学院の研究生として勉強する幸運を得、この咬合の問題を解決することが歯科疾患の解決のために決定的に重要であることを実感しました。 そして、その実現のためには

a.矯正学的手法(歯を直接動かして噛み合わせを変える方法)
b.補綴学的方法、(歯に被せものをしたり入れ歯を入れて治す)


これらの全ての方法を駆使しなければならないことを知りました。なおかつこのためには非常に高度な検査と診断さらには手技が必要なことを痛感しました。

院長始めスタッフはこれらの解決のためにほぼ毎月に近いほど頻繁に外部の勉強会や学会に行きますので、そのために休院となりますことを大変心苦しく思っています。しかし医療レベルの向上が何より患者さんの利益になると信じておりますことを何卒ご理解頂きたく、ご容赦御願い致したく存じます。


矯正治療の目的をいまも多くの方が(世界中で)審美の回復を主たるものと考えているのではないでしょうか。もちろんそれも間違いではありませんが、それではそもそも審美とは、美とは何でしょうか。おそらくそれは

@機能的に完全な状態こそが本当の美である、とうい面ともう一つ
Aその時代感覚から求められる美意識とうものもあるでしょう。

このどちらも必要なのですがAを達成するのは実はそう難しいことではなく@こそが難しく、患者さんの長い人生を考えれば極めて重要なものであると私たちは考えます。

当院の矯正治療の目的は一生に渡って自分の歯でかめるように、歯、歯周組織、顎関節などにもっとも負担の掛からない噛み合わせ(咬合様式)を作ることにあると考えています。そしてそれが同時に「美」でもあると考えています。人間の噛み合わせはもっとも理想的な力学的に無理の無い噛み合わせの位置が本来はあるはずですが、現代では極めて多くの方がそれらを喪失した状態になっています。

これは「歯並びが悪い」とか「噛み合わせが悪い」などの状態ですが、成長の過程でそうなったり、歯を失いながらそうなる場合もしばしばあります。こういう状態だと、虫歯や歯周病、さらには過剰な力によって歯が失われていきます。過剰な力は歯のもっとも弱い部分にまずはマイクロクラックという目には見えない亀裂となって入りそこから細菌が侵入し虫歯になり、補強すれば今度は歯周組織(歯グキの骨)に破壊が及びます。こちらに行かずに(あるいはさらに進んだ結果)顎の関節や筋肉に異常を訴える方もたくさんいらっしゃいます。

こうして歯はどんどん失われていきます。そしてどんどん入れ歯になっていきます。そしてこれが入れ歯になったりインプラントになったりしていくわけですが、本来の噛み合わせの問題が解決されていなければ、これらもまた壊れたり、痛くなる等の問題を起こすと考えられます。このようなことを一生繰り返すのはあまり感心出来ることではありません。こう考えると噛み合の治療(矯正治療)というのは歯科でとても重要な、噛み合わせの力のコントロールをするというとても総合的な難しい治療だと言うことになります。

■治療の進め方
1.問診。
患者さんのご要望、お困りのことなどをお聞きします。治療期間・治療費などの大まかな説明をします。

2.各種検査。
これはとても大切です。当院では多くの検査を行い、歯・歯周組織・顎関節・審美、それらの全ての検査をして改善を目指します。(口腔内写真、レントゲン、サリバテスト、歯周検査、セファロ、キャディアックス、キャディアス分析、フェイスボートランスファー、咬合器分析、顎関節触診)

3.矯正治療開始。
マルチループという手法を殆どの場合に使います。この方法の本質は、一本ずつの歯を全ての方向に完全にコントロールして動かす方法であるということです。


これ以外の真っ直ぐなワイヤーで動かす方法は小臼歯を抜歯して引っ張ってきて、歯列弓を縮小させながら配列する事になります。マルチループでは非抜歯が原則であり、当院でも90%以上が非抜歯で行われます。ただし、親知らずについては抜歯の必要がある場合が殆どですが、大きな虫歯が大臼歯にある場合などはそちらを抜歯して親知らずを使う場合もあります。

4.治療終了です。
リテーナーといって後戻り防止装置を入れますが、当院の矯正治療は生体にとってもっとも適切な場所に歯、顎を移動していますので他の治療方法に比べると後戻りは最小と言えます。


これは透明なプラスチックで歯を覆って、そのプラスチックを2週間おきくらいに変えて、少しずつ歯を動かす方法です。あまり大きな歯の移動は出来ないことと細かく歯を動かすことは出来ませんが、違和感が殆ど無く、見た目も全くと言っていいほど判らないので、うれしい方法です。簡単な矯正治療には良い方法です。インビザラインなどいろいろなシステムがあり、それぞれ手法は少しづつ違いますが本質はどれも同じ物です。ただし前述のように動きには限界がありますので、既存の矯正治療との併用で、見える期間を最小にするというのも良い方法でしょう。

つまりこの方法は「見えないプチ矯正」と考えるべきか、従来の方法との併用によりワイヤーを付ける期間を短縮する方法と考えることが出来ます。そのように考えるとなかなかおもしろい方法だと思います。

実はこの方法、歯医者にとっても診断さえできればとても簡単な方法です。ただ患者さんとしても必ず1日20時間以上付けてもらわなければならないので協力が必要です。


前述のことでお分かりのように噛み合わせを考えずに銀歯や入れ歯、ましてやインプラントなどを作ってもいずれはまた同じように壊れてくる可能性が高いと考えるべきです。ですから当院の治療は診査診断を重視し、妥協のない制作をします。

■各種検査
歯・歯周組織・顎関節・審美、それらの全ての検査をして改善を目指します。(口腔内写真、レントゲン、サリバテスト、歯周検査、セファロ、キャディアックス、キャディアス分析、フェイスボートランスファー、咬合器分析、顎関節触診等です。当院では歯が人間の顎の関節からどの位置にあって、どう動くのか、そしてどういう形態にすれば顎の機能ともっとも調和の取れた、そして全ての歯牙・歯周組織にも無理のない補綴物(銀歯や入れ歯など)が作れるのかを重視しています。これと並んで適合制度(細菌の侵入による破壊から守る)にも最大限の考慮を払っています。

これらの結果、
@ものを食べるとき最大の効率でかめる補綴物が出来る。(つまり食べやすい、かみ切りやすい)
Aいつまでも歯も歯ぐきの骨も顎の機能も安定している。壊れない、痛くならない、噛み合わせ全体にも負担が掛からない。
B入れていて気持ちが良い。
という物が出来るようになります。
インプラントについても後述しますがこれも全く同じです。咬合機能を無視したインプラントはとても問題だと思います。


現在インプラント治療は従来のレントゲン診断のみに頼った外科処置から、レントゲンCT・さらにはそれらをコンピューター分析し3Dグラフィック化したものへと大きく変わりつつあります。これらの手法を使えば今までとは比較にならないくらい安全にしかも効率的に(つまり手術時間が30分掛かっていたものが時には10分以内に)出来るということを意味しています。

これは例えば腹部外科で言えば開腹手術を今までしていたものが内視鏡やMRIによって非常に侵襲の少ない、患者さんにとっては楽な治療になったことと似ています。ただしこの場合と同じく処置が予期した通りでない場合は直ぐに従来通りの外科処置になります。

インプラント治療には皆さんもご存じのようにそれなりのリスクがあります。下顎の場合には下顎管といって、神経と血管の入った太い管があって、万一インプラントで損傷を与えると痺れなどが残ることになります。また上顎の場合には上顎同(副鼻腔)という空洞に入ると、術後大きく腫れたりすることがあります。

ところがCT・3Dグラフィックシステムを使えば、これらの危険は殆ど回避でき、しかも場合によっては歯肉を切開しないで、ものの数分でインプラント手術(手術と言うには簡単すぎるものになります)をできる様になります。

また一方では、インプラントは実は本物の歯ほどは安定して歯肉と着いているわけではありません(骨とは良く着いていますが)ので歯周病(歯槽膿漏)があると、抜けてしまうという大変残念な結果をもたらすこともあります。ですから、歯周組織の術前検査・歯周病原菌の除去、さらにインプラント施術後も、定期的なメインテナンスを欠かすことは大変よくないことと言えます。


以下にインプラント治療における成功率のグラフを示します。CT等を使ってきちんとリスクさえ回避すれば、今ではかなり安全なものと言ってよいようです。何よりも、咬合の崩壊(噛み合わせがどんどん壊れて顎がつぶれてくる)を防ぐには大変有意義な方法といって良いでしょう。当院でもすでに10年以上良好に機能しているインプラントが多数あり、咬合・細菌の問題さえ解決し、CT-3Dによるリスク回避さえあればもはや十分日常的に使える方法になったと言えるでしょう。


HOME大月歯科のご案内患者さまへ診療のご案内Q&A交通案内歯科衛生士募集
更新情報リンクブログ患者さんセミナーISOとは
医療法人満月会 大月歯科
埼玉県富士見市鶴馬2605-10 えり美ビル3F
TEL:049-254-2177
プライバシーポリシー
Copyright (C) Otsuki Dental Clinic. All Rights Reserved.


治療やご来院、ご予約などへの
お問合せはこちらからどうぞ