


今まで歯医者に通っていて、歯の表面を機械で磨いてもらったことはありますか?
とてもつるつるになって、気持ちよかったのではないかと思います。
PMTCという言葉は、
P:Professional →プロによる
M:Mechanical→機械を使った
T:Tooth→歯の
C:Cleaning→お掃除
プロというのは、学校に通って歯科衛生士の国家資格を取得した者をさします。
専用の機械で歯の表面を磨いて、つるつるするということは、それまでに歯の表面についていた物があります。それは、バイ菌の塊であるプラークバイオフィルムというもので、以前はプラークとよばれていたものです。

(とったものがこちらになります)


プラークバイオフィルムとは、生きた細菌の塊でできていて、見た目は白くネバネバしているため、その上にどんどん細菌がたまってしまうのです。
長時間そのまま歯についたままになっていると、唾液の中に含まれるカルシウムとくっついて歯石になってしまいます。
プラークバイオフィルムは、膜が表面に張っているために、細菌が膜によって守られている状態です.その膜は、抗生物質の薬やデンタルリンスなどを直接つけても、対抗する力を持っているために、菌が死ぬことはありません
菌は、膜に守られてすくすくと成長してしまい、歯を溶かすむし歯菌や歯を支えている骨を溶かす力を持っている歯周病菌の力を強めてしまいます。
そして、膜を完全に取るためには、歯ブラシだけでは落ちなくなってしまうのです。

磨き残しを染めた状態(ピンクの部分は2・3日、青い部分は1週間以上歯ブラシが当たっていない部分)

自分で汚れを確認しながら磨いてもらった状態

PMTC後の状態

歯磨きだけでは落とせないくらい、日にちが経ってブラークバイオフィルムが成長してしまったところは、歯科専用の器具で磨き上げなければ取れなくなってしまうくらい、歯に対する接着性が増しているのです。
その膜を取ることによって、磨き残しが歯の上につきにくくなってくれます。
それを繰り返してあげることで、お口の中の状態が改善し、むし歯と歯周病を遠ざけることができます。

1.染めて、磨き残しの部分をわかりやすくする

2.歯の表面を研磨剤を使って、染まった部分を残さないよう磨きあげる。

3.歯と歯の間の汚れをデンタルフロスでこすりつけて取っていく

以上の流れは、保険で行っているPMTCの手順です。
それとは別に自費で行っているPMTCがあります。その手順は保険のものに比べ、より一層歯の表面を磨き上げていきます。
自費のPMTCをどのような内容か興味がある方は、当院までお問い合わせください。